ピットロードの「ドイツ陸軍10.5cm軽自走榴弾砲H39(f)」と、タミヤの「ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット」を組み合わせてみました。プラモデルのページはタイトルを横文字にしていて、いつもは使用したキットの車両名をタイトルにしていますが、今回のように組み合わせになると長くなり過ぎてしまいます。ちなみにこんな感じ、10.5cm LeFH18(Sf)SELF-PROPELLED GUN39(f) & GERMAN MOTORCYCLE ORDERLY SET。
10.5cm軽自走榴弾砲H39(f)は、ドイツ軍が、占領したフランスのH39戦車の車体を改造して作った自走砲です。元の戦車の車体が狭く、大きな砲を搭載するため、装甲板で囲まれる形の戦闘室部分は車体からはり出しているのが特徴です。
ピットロードのキットは、破滅的な寸法違いはないものの、各部に不明確、微妙な不完全さが散らばっていて、気長に作るタイプのキットです。特に辛かったのは、ポリ製キャタピラの寸法が長過ぎる点です。(短いよりは良いのですが)、私の場合は3コマ分切り詰めて、ミシン糸で縫ってつないであります。また、キャタピラの材質も少し硬すぎて、転輪が浮いた感じになってしまいました。自走砲の外観は装甲板が立ち上がってノッペリした印象になりやすいので、溶接あとなどの追加工作をしてみました。
タミヤのキットは、サクッと組み上げて利用できる良い傍役という感じ。箱を切り抜いて作る道路表示は箱の紙が厚すぎて若干オーバースケールのような気がします。
自走砲の乗員はトライスターの「ドイツ自走砲兵セットVol.2」の中の1体、自然なポーズと表情を表現したすばらしいフィギュアです。
2006.7.18 UP
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