Heuschrecke IVb "Grasshopper"

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 サイバーホビーの「ホイシュレッケ IVbグラスホッパー」。
 1943年に3両の試作車が作られました。車体に装備したクレーンで砲塔を着脱でき、外した砲塔は装甲砲トーチカとして使用できる設計になっていました。外した砲塔を牽引状態にするため、クレーン部分に組み込まれるように架台が、車体後部には大きな車輪が装備されていました。(ジャーマンタンクス、大日本絵画刊より)
 よく考えてみると、砲塔を外した後の車体部分は何に使うのか?とか、砲塔が外せることがどんな場面で便利なのか?、いまいち謎な感じなのですが、そのへんが量産されなかった理由なのかな、と思います。
 サイバーホビーはドラゴン社のブランドの一つで、ドラゴン社の金型を流用しながら、少量でマニアックなアイテムを生産してくれています。切り離し済みのキャタピラや細かく彫刻された溶接跡など、各部に最新の技術がつぎ込まれており、作りやすさも考慮されていて楽しいキットです。しかし、ほんの少し、部分的に設計ミス
を説明書でごまかしているような部分や部品番号の間違いがあります。
 地図を見る将校2人はドラゴン製、つなぎを来た方の帽子を紛失してしまったために首ごとホーネットのものに換えています。
2008.6.18 UP